業績集
ご挨拶のページ下段に過去5年間の業績を追加しました。
久しぶりに自分の仕事を振り返りましたが、2016年のASCRS(米国白内障屈折矯正学会)での受賞が最も印象的です。この受賞は私の人生を変える大きな出来事でした。その後講演の数が激増しましたし、国内外に多数の友人ができるきっかけとなりました。国内では既に発表していた手術方法でしたが、数人の先生に強く勧められて海外の学会へ発表しました。海外での高い評価を受けて国内での評価が高まったことには複雑な気持ちもありますが、いまだに海外(特にアメリカ)の影響力が強いことを実感します。
今年は感染症の影響で国際学会もほぼすべて中止となり講演に行く機会も無くなりましたが、インターネットを使ったWeb講演が増えています。非常に便利な一方、対面でないことで伝わりにくい部分、新しい人間関係の構築などのプラスαがないさみしさがあります。今後Webでの発表が増えることで、発表のハードルが下がることが予想されますが、多くの情報の中から正しいこと、必要なことを選別する能力、システムが求められてくるのではないでしょうか。
私自身は現在臨床を中心にしていますが、社会貢献と自身のレベルアップのために少しずつでも学術活動を続けていければと考えています。