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各種検査機器について

コントラストグレアテスター

コントラストグレアテスター当院では、白内障手術ご希望の患者様のうち、視力がある程度出ている方にこの検査を行っております。白内障が出てきているのか?白内障が見え方にどのくらい影響しているのか?を調べています。

通常の視力検査は、白黒の濃淡がはっきりしたコントラスト100%の指標を使います。しかし、日常生活では明るさ、見たいモノの大きさ、鮮明さは様々に変化します。そんな日常生活に近い状態での見え方を調べる検査機器です。

コントラスト(光の明暗や色の濃淡)を見分ける力を調べる検査と、グレア(眩しさ)を付加した検査です。白内障などの病気があるとコントラスト感度が低下します。また低下している方にグレア(眩しさ)が加わると極端に見えにくくなります。

「視力は変わらないのに何だか見えにくい。」

「夜間の運転がしづらい。」

など、ありましたら一度検査してみるといいかもしれません。

OCT(三次元眼底画像解析)

oct 眼底三次元画像解析OCTとは光の特性(干渉)を利用して、眼底を測定や撮影する装置です。今までの眼底写真(二次元)とは違い、網膜の断面や厚み、視神経乳頭の窪みなどを映し出し、黄斑部疾患や初期の緑内障など様々な疾患を見つけることができます。

特に当院のOCTは最新機器を導入しており、網膜の奥にある脈絡膜の構造まで鮮明に映し出すことができます。またOCT angiographyにより、脈絡膜の血管の様子や、異常な血管、血流の途絶えた血管を簡単に画像化することができます。

様々な測定モードがあるため、患者様によっては片眼4~5種類撮影させていただくこともあります。

 

超広角眼底画像検査(オプトス)

optos眼底カメラ

従来の眼底写真では網膜全体の約40%程度しか撮影できませんでしたが、このオプトスでは80%(画角では200度)をも網羅できる機器となっております。

この機器のメリットは網膜の周辺部まで撮影する際、1ショット約0.3秒で行うことができ、従来の眼底写真では見つかりにくい周辺部の疾患も発見しやすいことにあります。また、撮影時間も短時間のため患者様への負担もあまりかかりません。

AFモード(自発蛍光撮影)では網膜色素上皮の病変評価に有用です。

 

スペキュラマイクロスコープ(角膜内皮細胞検査)

スペキュラーマイクロスコープ

角膜内皮細胞とは角膜(黒目)の一番内側にあり、角膜の透明性を維持するために水分量の調節をしています。この細胞は再生されず、加齢や手術、コンタクトレンズ使用によって減少します。白内障手術でも減少するため、術前・術後に検査を行います。角膜内皮細胞が少なすぎると白内障手術ができないこともあります。

 

 

 

光学式生体計測装置(IOLマスター)

IOL 眼軸長検査

白内障の手術では濁った水晶体を取り除き、そこにIOL(眼内レンズ)を挿入します。このIOLはメガネやコンタクトレンズと同様に、患者様1人1人に合ったレンズや度数を選ぶ必要があり、このための検査を行うのがIOLマスターです。

角膜屈折力(角膜が光を曲げる力)・眼軸長(角膜~網膜の長さ)・前房深度(角膜~水晶体の距離)・角膜横径(角膜の大きさ)・水晶体厚(水晶体の厚み)・CCT(角膜中心の厚み)などを測定しております。これらの結果を元に最適なレンズ・度数を計算しております。

そのため、この検査はとても大切な検査となります。何回か測定し同じような結果が出るかを確認するので、お顔が動いたりしないよう患者様にもご協力いただきます。また、コンタクトレンズは角膜屈折力に影響が出るため、検査前にはコンタクトレンズを1~2週間中止していただきます。角膜屈折力は涙の影響も受けるので、ドライアイの方は点眼治療などをしっかり行ってください。

当院では最新機種を導入しており、手術室の機器と連携してより正確な手術を行うための助けにもなっております。

 

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